■Voluson S8(BT_18)導入に伴う変更について
当クリニックでは、超音波診断装置を第3世代のリアルタイム4D(HD live)のできる最新の超音波診断装置(Voluson S8 BT18)を2018年末に更新しました。 従来の4D画像よりも一段とリアルな画像となりました(左側)。そのほか、鮮明な画像での胎児心臓超音波検査が可能となり、診断能力が格段にアップしております。良いことずくめのようですが、羊水の量が少ない場合や、胎児が後ろを向いて、お腹側を向いてくれないと最新の機種と云っても見えない事には変わりません。したがって、4D超音波診断は羊水が多ければより簡単にきれいな画像がえられ、少ないと4D画像の描出が困難になります。比較的羊水が多い、妊娠20Wから28W頃が一番当たりはずれが少ない時期です。特に、出生前診断(胎児の発育障害、胎児異常など)、羊水が少ない場合など時間に余裕を持って(時間が経つと胎児が動いて、 急に見えてくることも有り)、詳しい検査をする為に予約で、4D外来を行っています。
4Dによる超音波診断は次のように行います。
1)妊婦検診時(4D画像を希望される場合は、要追加費用)「母乳外来」と「母乳育児相談」
おっぱいが上手く飲ませられない、乳頭が痛くて授乳がつらい、母乳がどのくらい出てるのか心配、おっぱいが詰まった、赤ちゃんが入院中なので搾乳方法が知りたい等・・・母乳育児でお困りの方はどうぞご利用 ください。
担当は主に国際認定ラクテーション・コンサルタント(国際資格を持った母乳育児を支援する専門家)の助産師が担当し、お母様方に役に立つ情報を提供し、お母様と一緒に考えサポートしていきます。
1)子宮頚がん検診は満20才以上の方に500円で受診可能となりました。更に、無料クーポンが5才区切りで配られており、子宮がんは検診で予防できる時代となりました。予約なしでも、随時検診を実施しておりますので、御気軽にご来院下さい。
名古屋市では、平成23年1月1日から中学1年生から高校1年生の女子にワクチン接種が無料となりましたが、副作用の問題から、積極的推奨を控えておりましたが、世界的趨勢は積極的接種となり、厚生省もワクチン接種を再開すべきと判断した。また、更にワクチン接種を受けられなかった世代にも“キャッチアップ接種”と言って、ワクチン接種が受けられるようになりました(平成9年度から平成17年度に生まれた女性)。
2)名古屋市風疹予防接種費用助成制度による予防接種を行います。
名古屋市の行う「風疹予防接種費用の助成」については名古屋市のホームページを参照下さい。→ https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000089397.html
現在入手可能なワクチンは麻疹・風疹混合ワクチンで、風疹ワクチン単独では入手できませんので、麻疹・風疹混合ワクチンの接種になります。
対象者:名古屋市内在住で妊娠を希望する女性とそのパートナー
名古屋市内在住で妊娠中の女性のパートナー