平田レディースクリニック
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メッセージ
クリニックのモットー

 インフォームドコンセント(医療情報の十分な開示と理解)に基づく医療に心がけ、 十分に納得いただけるまでご説明申し上げ、皆様に親しまれ、信用されるクリニックであるように心がけています。

院長挨拶

 開院して、満25年も過ぎ、『長生きしてね』と言われても全く気にならない年齢となりました。今日までに寄せられた皆様のご厚情にたいして、深く感謝を申し上げます。昭和49 年に旧西部医療センター城北病院に赴任して以来、北区、西区、西春日井郡、春日井市を中心としてその他遠方の、多くの方々と産婦人科医療を通じて知り合えたことは私の貴重な財産だと思っています。私が駆け出しの頃にお産で携わった方が、 更年期障害を訴えて来院され、その時に生まれた娘さんが妊娠したようだと云って、紹介されたりして、時の流れを実感しています。親子3代の診療に当たることは産婦人科医として、誠に感激至極であります。 今後も、より一層、患者様のご期待に添えるよう、産婦人科医療に関するハード、ソフト面での充実を図ってゆく所存でありますので、宜しくお願い申し上げます。

クリニックの特色

 当クリニックは治療に際しては、副作用が少なく、身体に優しい、漢方薬による治療を主体にしていますが、 西洋薬のよいところも積極的に取り入れ、自然治癒力を高めながら、病気を治すように常に心がけています。女性に特有な、冷え性、月経不順、更年期障害、自律神経失調症(めまい、頭痛、心身症)などは漢方薬による治療を中心にして、 不十分なところは西洋薬で補う様にしています。婦人内科とも云うべき、女性の健康をトータルとして診療しておりますので、更年期障害で治療しながら、高血圧、高脂血症などの内科疾患も同時に治療を行っています。

 月経困難、下腹痛を主訴とすることが多い、子宮内膜症の治療法には保存的治療(手術をしない)と手術療法があり、保存的治療で良い場合には、 GnRH療法(薬で生理を来なくする、偽閉経療法とも云います)、黄体ホルモン療法、低用量ピル療法などの各種ホルモン剤を使用する方法や漢方薬と鎮痛剤による方法などを患者様個々に合う方法で治療法を選択しています。手術療法が 必要な方には病診連携にて西部医療センターなどをご紹介しております。また、卵巣機能不全(機能低下)による月経不順、不正出血や月経過多などはホルモン療法、漢方薬療法などで治療しており、子宮の器質的疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、 子宮内膜ポリープなど)による月経過多なども保存的治療を行っていますが、手術が必要と判断されたときは病診連携にて、希望される病院にご紹介申し上げています。おりもの異常(おりものが多い、かゆい、においがする)などは 性行為感染症にも注意が必要です。通常、通院治療が必要ですが、患者様の状態に合わせて、適切な治療法を選択しています。

 婦人科がん検診では子宮頚がん検診時、超音波にて子宮内膜の状態、付属器の異常の有無も同時に診ております。子宮体癌検診は必要と思われる場合を除いて、 単なる検診では行っていません。子宮がん検診に異常があると判定される子宮頸部異形成などのフォローアップも行っています。子宮頚がん予防としてのHPVワクチン接種なども行っています。

 分娩は取り扱っていませんが、ローリスクの妊婦検診(妊婦健康診査)は妊娠8ヶ月までは行い、それ以後は分娩予約をした施設に移っていただきます。 妊娠初期に分娩する施設を決め、分娩予約を済ませていただき、その後は特に異常がなければ、妊娠32週頃まで当クリニックで検診を受けて頂きます。もし、妊娠経過に異常が出た場合には、里帰り出産の場合には、 早めに予約済み施設に移っていただくか、周産期センターにご紹介申し上げます。主な紹介施設は名古屋市立西部医療センターです。さらに、市内、近郊にある助産所での分娩の希望があればご紹介申し上げます。
 
 当クリニックでの、妊娠4ヶ月からの妊婦検診では、リアルタイム4D超音波診断装置を新機種(VOLUSON S8)に更新し、従来より見やすくなった4D超音波画像 もさることながら、胎児の発育を毎回2Dの画像診断を通じて視覚的にも実感頂き、周産期管理に役立たせています。 助産師外来を希望される方には健診の内容によっては、助産師が担当し、妊娠出産に対する個人的な悩み、不安などへのアドバイスを受けることもできます。 更に、母乳外来を予約で行っています。他医療機関で出産された方や里帰り分娩後に戻られた方が対象です。乳腺炎の治療、乳房マッサージ、産後の母乳栄養相談、産後ケアも行っています。

 日帰り手術を実施しています。 入院治療を必要としない人工妊娠中絶(妊娠12週未満のみ)、妊娠初期の流産手術、局所麻酔で手術が可能なバルトリン嚢胞の造袋術(粘液の流出路を 新たに作る方法)や子宮がん検診で前がん病変と診断された、中・高度異形成に対するラジオ波による円錐切除術(LEEP法)を術後の通院治療可能な方には行なっています。

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平田レディースクリニック 

院長:  平田  修 

〒462-0034 名古屋市北区天道町2丁目34 

TEL  052-914-7277